窓の結露対策は?窓以外でできる対策についても合わせて解説
冬は屋外と室内の温度差により、窓に結露が生じやすいです。しかし適切な対策を行うことで、結露の発生を抑止できます。この記事では、窓の結露対策について解説します。窓以外でできる対策も合わせて解説するため、ぜひ最後までご覧ください。
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窓の結露対策
窓の結露対策は、以下の6つです。
- 中性洗剤やアルコールスプレーを吹きかける
- 結露防止シートを貼り付ける
- 結露防止スプレーを吹きかける
- 結露吸水テープを貼り付ける
- 窓ガラスを交換する
- 内窓を設置する
中性洗剤やアルコールスプレーを吹きかける
中性洗剤には界面活性剤という成分が含まれており、水が表面張力しにくくする効果があります。結露は水分が表面張力した状態であるため、中性洗剤を薄めた水を吹きかけることで結露を予防できます。水:中性洗剤の割合が10:1程度の濃度であればちょうど良いです。
また結露によってジメジメした環境が続くと、カビが発生しやすくなります。カビは健康にも悪影響であるため注意が必要です。そのためカビの予防効果がある、アルコールスプレーを吹き付けるのがおすすめです。定期的にアルコールスプレーを吹きかけることで、カビの発生を抑制できます。
結露防止シートを貼り付ける
窓ガラスに結露防止シートを貼り付けることで、結露の発生が防げます。シートが窓の表面を覆い、温度差を小さくすることで防止しています。
結露防止スプレーを吹きかける
結露防止スプレーを窓ガラスに吹きかけることで、表面に薄い膜を形成でき、結露の発生を抑えられます。効果の持続時間が短いため、定期的に吹きかけることが必要です。こまめに使用することで効果を持続させられるでしょう。
結露吸水テープを貼り付ける
窓枠の周囲に結露吸水テープを貼り付けることで結露した水滴を吸収し、床や壁への水漏れを防ぎます。吸収した水滴は時間をかけて乾燥させます。100円ショップでも容易に手に入りますが、吸水量には上限があるため注意が必要です。またシールで貼りつけると剥がしにくくなるため、定期的に交換する必要があるでしょう。
窓ガラスを交換する
結露がひどい場合や窓が劣化している場合は、窓ガラスを交換して結露対策を行いましょう。複層ガラスや二重サッシであれば、室内と屋外の間に空気の層を形成できるため結露が生じづらいです。ただし窓ガラスの交換はリフォームに当たるため、施工が大がかりになる場合もあります。まずは業者に問い合わせてみましょう。
内窓を設置する
内窓を設置することで、窓枠と窓ガラスの間に空気層を作り、室内外の温度差を緩和します。結露の発生を抑えると同時に、断熱効果が期待できるのも魅力です。
窓以外でできる結露対策
窓以外でできる結露対策は、以下の4つです。
- 部屋の換気を行う
- 除湿器を設置する
- 室内の空気を循環させる
- 室温を高くしすぎない
部屋の換気を行う
室内の湿気を外に排出するため、定期的に窓を開けて換気を行いましょう。特に朝晩や湿度の高い日に換気を行うと、室内の湿気を減らせるため結露の発生を抑制できます。
除湿器を設置する
除湿器を部屋に設置すると、湿度をコントロールできるようになります。除湿器が空気中の水分を吸収し、室内の湿度を適切なレベルに保つことで、結露の発生を抑えられるでしょう。
室内の空気を循環させる
室内の空気を循環させることで、湿度の偏りを防ぎます。扇風機やサーキュレーターを使用することで、効率的に室内の空気を循環させましょう。
室温を高くしすぎない
冬に室内の温度が高いと、屋外との気温差が高くなるため結露が生じます。そのため室内の温度を下げると屋外との気温差が縮まり、結露の発生を抑止できるでしょう。
結露対策をしっかり行ってお手入れの負担を減らそう!
結露対策を行うことで、カビの発生も抑制できます。便利なアイテムも多数販売されているため、この記事を参考に利用を検討してみてください。適切な対策を行い、お手入れの負担を減らしましょう。