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強化ガラスが破壊される!?防犯対策にならない理由

強化ガラスは多くの人々にとって安全の象徴とされていますが、防犯となると話は変わって来ます。知っていただきたいのは、強化ガラスには脆弱性が存在し、破損した際には重大なリスクを招く可能性があるということです。その脅威を理解することで、強化ガラスが防犯対策として不十分である理由を明確にします。防犯フィルムやセキュリティデバイスの有効活用を紹介し、どのように防犯意識を高め地域と連携することで安全性を高められるかを詳述します。皆様の安全な生活空間への一歩となれば嬉しいです。

 

強化ガラスの特徴

強化ガラスは、耐久性と安全性を追求するために設計されたガラス素材です。一般のガラスに比べて圧力をかけられることで、より強固な性質を持っています。その特徴的な性能は、主に特殊な製造工程によるものです。熱処理や化学処理を施すことで、表面は圧縮応力に、内部は引張応力に置き換えられ、高い抵抗力を生み出します。このような構造により、通常のガラスに比べて約4~5倍の耐衝撃性を発揮します。

 

強化ガラスの仕組み

強化ガラスの製造過程では、ガラスを高温で加熱し、その後急速に冷却する「熱強化」と呼ばれる手法が用いられます。このプロセスによりガラス表面は圧縮応力を持つことになり、内部には引張応力が発生します。結果として、通常のガラスよりも耐衝撃性と耐熱性が飛躍的に向上します。割れた際には、小さな粒状に砕けるため、怪我のリスクが低減されるという安全性の観点でも優れています。そのため【安全ガラスとも呼ばれます。】

 

どんなところで活役しているか

強化ガラスは、建築物や自動車産業を中心に、多くの場面で活用されています。建物の窓ガラスや車のフロントガラスなど、衝撃に弱いと破損のリスクが高まる場所に使用されることが一般的です。また、スマートフォンの画面保護や家具のテーブルトップなど、生活のあらゆる場面で利用されています。その強度と安全性から、耐久性が求められる多くの製品に採用されており、生活を便利で安全なものにしています。

 

防犯性能についての誤解

強化ガラスはその名の通り「強化」されているため、高い防犯性能があると誤解されることがあります。しかし、実際には防犯性の面で過信するのは危険です。強化ガラスは確かに一般のガラスより硬いため割れにくいですが、工具を用いれば簡単に突破されます。また、一度破損が始まると小さな破片になり簡単に崩れるて散らばってしまい踏んで怪我に繋がることもありますので、飛散防止フィルムを貼ることも安全面では、推奨しています。強化ガラスは、防犯効果はありませんので防犯アラームなどの対策を併用しましょう。

 

強化ガラスが防犯対策にならない理由

多くの人が強化ガラスに対して誤解している部分があります。強化ガラスはその名の通り、強さを増すために特別な加工が施されていますが、強盗対策にはなりません。

 

脆弱性と破損時のリスク

強化ガラスは通常のガラスに比べて強度が高く破れにくいですが、強化ガラスは力のかけ方や道具次第では、一気に崩壊する特性があります。衝撃を受けて粉々に砕け散ると、侵入者は簡単に室内に入ることができるため、侵入を防ぐ抑止力にはなりません。

 

強化ガラスのメリットとデメリット

強化ガラスのメリットとしては、耐風圧性能や熱割れを防ぐことが挙げられます。これにより、自然災害や事故に対する防護として高い効果を発揮します。飛来物にはあまり耐性はないかもしれません。それに加え、透明度が高いため、視界を妨げることなく日光を取り込めるという利点もあります。しかし、デメリットとしては上述のような防犯対策には向かないことが挙げられます。侵入者は強化ガラスが砕けやすいことを知っています。

 

一般的な侵入手口とその脅威

住宅の侵入方法は多岐にわたりますが、最も一般的な手口としては無施錠の次に、窓ガラスの破壊が挙げられます。ガラスを突き破る、といった手口が主要です。強化ガラスは衝撃による破壊の影響を受けやすく、一度破損すると防御機能を失うため、なすすべがありません。侵入時に発生する音や周りの目が防犯の手段となりますが、日中騒音の多い環境では警戒が薄れてしまうため防犯対策は必ず併用しましょう!!

 

強化ガラス以外の防犯対策

住宅やオフィスや店舗などの窓ガラスは、安全性を保つための重要なポイントです。防犯フィルムやセキュリティデバイスの活用、さらには防犯意識の改善や地域連携について解説します。

 

防犯フィルムやセキュリティデバイスの活用

窓ガラスの強化は、防犯対策の基本です。防犯フィルムは、窓ガラスに貼ることでガラスの破損を防ぎ、侵入を遅らせる役割を果たします。もちろん戸建て住宅のみならずマンションでも有効です。また、しっかりと貼ることで効果が最大化しますのでプロに相談することをおすすめします。セキュリティデバイスとしては、窓にセンサーライトやアラームを設置すると、窓ガラスの強制的な解放を感知して不法侵入者を追い払うことができます。また、スマートフォンと連携したセキュリティカメラは、外出先からも状況を監視できることで、安心して日常生活を過ごせるのではないでしょうか。

 

 

侵入窃盗(空き巣・強盗)の約半数が無施錠の窓やドアから侵入しています。

 

1・無施錠

 

2・ガラス破り

 

3・施錠開け

 

 

少しの外出でも鍵の閉め忘れにお気をつけてください!!泥棒はその隙を狙っています・その隙に入ってきます!!

 

 

防犯意識の改善と地域連携

最後に、地域全体の防犯意識を高める取り組みが大切です。住民が協力し合い、防犯パトロールを行うことで、犯罪抑止力が高まります。自治体や警察との協力も欠かせません。防犯講習会や地域交流会を開催し、最新の防犯情報を共有することが有益です。これにより、個人の意識向上のみならず、地域全体での犯罪防止が期待できます。皆様もぜひこれらの対策を実践し、安心・安全な暮らしを維持してください。

 

 

窓ガラスフィルムのことは、ぜひヨリ窓にご相談ください!

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ヨリ窓は現地調査・熱割れ計算・お見積り無料です!

 

ホームセンターやネット通販でも窓ガラスフィルムを購入することはできますが、貼付の可否で「網入りガラス×」「Low-Eガラス×」などと記載されているかと思われます。市販品では熱割れ計算ができないため「念のため×」という意味で表記されておりますが、実際は網入りガラスやLow-Eガラスでも施工可能な場合がございます。そのため、まずはプロに熱割れ計算の相談をすることをおすすめしています。

 

弊社は現地調査をしてお見積りをお出しした結果、「やっぱりやめようかな」というご選択も全く問題ございません。ご納得いくまでご検討していただけたらと思います。フィルムを貼ろうか迷っている方はお気軽にヨリ窓へお問い合わせください。お客様のご予算やご要望に応じて最適なフィルムをご提案させていただきます。

 

 

窓ガラスフィルム施工 ヨリ窓

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