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窓ガラスの飛散防止フィルムとは?効果・選び方・注意点を専門店がやさしく解説

窓ガラスの飛散防止フィルムとは?効果・選び方・注意点を専門店がやさしく解説

こんにちは、ヨリ窓です🌿

地震や台風のとき、意外と見落とされやすいのが窓ガラスの飛散対策です。

「飛散防止フィルムって本当に必要?」
「貼るとガラスは割れなくなるの?」
「防犯フィルムとは何が違うの?」
「うちの窓にも貼れるの?」

このような疑問をお持ちの方も多いと思います。

飛散防止フィルムは、ガラスを絶対に割れなくするものではありません。
しかし、万が一ガラスが割れたときに、破片の飛び散りを抑え、ケガや避難時の危険を減らすための大切な防災対策です。

消防庁・内閣府・東京消防庁などの公的機関でも、地震や台風への備えとして、窓ガラスや家具のガラス部分への飛散防止対策が案内されています。

この記事では、飛散防止フィルムでできること・できないこと、選び方、注意点、施工前に確認したいポイントを、専門店の視点でわかりやすく解説します。

この記事でわかること

  • 飛散防止フィルムとは何か
  • 地震・台風時にどんな効果があるのか
  • 飛散防止フィルムでできること・できないこと
  • JIS A 5759と建築窓ガラス用フィルムの考え方
  • 家庭・マンション・店舗・施設で優先したい窓
  • 防犯フィルムとの違い
  • 相談前に確認しておきたい注意点

防災対策全体を知りたい方へ

地震・台風・ガラス飛散・防犯まで、窓まわりの防災対策をまとめて知りたい方はこちらをご覧ください。

防災対策完全ガイド|地震・台風・ガラス飛散を窓ガラスフィルムで備える

飛散防止フィルムとは?

飛散防止フィルムとは、窓ガラスに貼ることで、万が一ガラスが割れたときに破片の飛び散りを抑えるための建築窓ガラス用フィルムです。

地震の揺れ、台風時の飛来物、家具や物の衝突などでガラスが割れた場合、破片が床や室内に広がることがあります。

飛散防止フィルムは、割れたガラス片をフィルム側に保持しやすくすることで、足のケガ・避難経路の危険・片付け時のリスクを減らす目的で使われます。

特に、リビングの大きな掃き出し窓、寝室、子ども部屋、廊下、玄関、店舗や施設の大きなガラス面など、人が近くを通る窓には検討しやすい対策です。

公的機関もガラス飛散防止対策を案内しています

窓ガラスの飛散防止対策は、決して特別なものではありません。

消防庁の防災危機管理eカレッジでは、窓・本箱・食器棚などのガラスに飛散防止用フィルムなどを貼ることが案内されています。

内閣府の防災情報でも、家具や家電の固定だけでなく、収納物やガラス部分によるケガ・避難経路への散乱を防ぐため、ガラス飛散防止フィルムなどの対策が紹介されています。

また、東京消防庁は台風・大雨への備えとして、窓ガラスに飛散防止フィルムなどを貼ること、飛来物の飛び込みに備えてカーテンやブラインドを下ろしておくことを案内しています。

つまり、飛散防止フィルムは、地震だけでなく、台風や強風時の窓ガラス対策としても考えられている防災対策です。

参考:消防庁 防災危機管理eカレッジ|ガラスの飛散防止対策
参考:内閣府|やってみよう!防災対策
参考:東京消防庁|台風・大雨に備えよう

飛散防止フィルムでできること

① 割れたガラス片の飛散を抑える

飛散防止フィルムの一番の目的は、ガラスが割れたときに破片が室内に広く飛び散るのを抑えることです。

割れたガラス片が床に広がると、裸足・靴下・スリッパでは足をケガするおそれがあります。
特に夜間の地震や停電時は、床のガラス片が見えにくくなるため注意が必要です。

② 避難経路の安全性を高める

玄関・廊下・リビング・ベランダ付近の窓が割れると、避難するときに通る場所にガラス片が広がる可能性があります。

飛散防止フィルムを貼っておくことで、ガラス片が散乱しにくくなり、避難時の足元の危険を減らすことにつながります。

③ 子ども・高齢者・ペットのケガ対策になる

小さなお子様や高齢の方、ペットがいるご家庭では、ガラス片によるケガのリスクを特に考えておきたいところです。

飛散防止フィルムは、地震や台風時だけでなく、日常生活の中で物がぶつかってガラスが割れてしまった場合の安全対策としても役立ちます。

④ 透明タイプなら見た目を大きく変えにくい

飛散防止フィルムには、透明タイプの製品もあります。

「見た目を変えたくない」
「マンションの外観が気になる」
「店舗の雰囲気を崩したくない」

このような場合でも、窓の印象を大きく変えずに防災対策をしやすいのが特徴です。

⑤ 製品によってはUVカットなどの機能も選べる

飛散防止フィルムの中には、UVカット機能を備えた製品もあります。

地震・台風時の安全対策だけでなく、家具・床・畳・カーテンなどの日焼け対策もあわせて考えたい場合は、目的に合った製品選びが大切です。

このような窓は一度ご相談ください

  • リビングの大きな掃き出し窓
  • 寝室・子ども部屋の窓
  • 玄関・廊下・ベランダ近くの窓
  • 店舗・事務所・幼稚園の大きなガラス面
  • 台風時に飛来物が心配な窓
  • 地震でガラスが割れないか不安な窓

「うちの窓も飛散防止フィルムが必要かな?」という段階でも大丈夫です。
ヨリ窓では、窓の場所・ガラスの種類・生活動線を確認しながら、必要な対策をやさしくご提案します。

飛散防止フィルムでできないこと

飛散防止フィルムはとても大切な防災対策ですが、万能ではありません。
正しく理解して選ぶことが、後悔しないために大切です。

① ガラスを絶対に割れなくするものではありません

飛散防止フィルムは、ガラスの破片飛散を抑えるためのフィルムです。

大きな衝撃・強い揺れ・飛来物の直撃などがあれば、ガラス自体は割れる可能性があります。
大切なのは、割れた後の危険を減らす対策として考えることです。

② 大きな飛来物を完全に止めるものではありません

台風時に大きな物が強い力で窓に当たると、フィルムだけですべての被害を防ぐことはできません。

台風対策では、屋外の飛ばされそうな物を片付ける、雨戸やシャッターを閉める、カーテンやブラインドを下ろすなど、複数の対策を組み合わせることが大切です。

③ 防犯フィルムと同じものではありません

飛散防止フィルムと防犯フィルムは、目的が違います。

飛散防止フィルムは、ガラスが割れたときの破片飛散を抑える目的です。
防犯フィルムは、空き巣などの侵入対策として、ガラスを破って侵入するまでの時間をかけさせる目的のフィルムです。

防犯目的も重視する場合は、CPマーク対応品など、用途に合った防犯フィルムを検討する必要があります。

防犯フィルムとの違いを詳しく知りたい方はこちらもご覧ください。
防犯フィルムと飛散防止フィルムの違い|防災・防犯で選ぶポイント

選ぶときに確認したい「JIS A 5759」とは?

飛散防止フィルムを選ぶときは、価格や見た目だけでなく、建築窓ガラス用フィルムとしての性能基準も確認することが大切です。

JIS A 5759は、建築物の窓や出入口などのガラスに用いる建築窓ガラス用フィルムについて定められている規格です。

日本ウインドウ・フィルム工業会ではJIS A 5759適合品ラベルの貼付を案内しておりラベルにはフィルムの種類としてガラス飛散防止・日射調整・ガラス飛散防止・貫通防止などが示されます。

ヨリ窓からのポイント

防災目的で選ぶならただの透明フィルムではなく建築窓ガラス用フィルムとして性能が確認された製品を選ぶことが大切です。
ヨリ窓では窓の場所・ガラスの種類・目的に合わせて必要な機能を一緒に確認します。

参考:日本規格協会|JIS A 5759:2024 建築窓ガラス用フィルム
参考:日本ウインドウ・フィルム工業会|JIS A 5759適合品ラベル
参考:日本ウインドウ・フィルム工業会|飛散防止フィルム

飛散防止フィルムの選び方

飛散防止フィルムは、どの窓にも同じものを貼ればよいわけではありません。
窓の場所・ガラスの種類・目的に合わせて選ぶことが大切です。

① まずは「何を一番守りたいか」を決める

同じ飛散防止でも、重視する目的によって選び方が変わります。

  • 地震時のガラス飛散を抑えたい
  • 台風時の窓ガラス対策をしたい
  • 子どもやペットの安全を守りたい
  • 店舗や施設のお客様の安全を守りたい
  • 防災と防犯を両方考えたい
  • 防災と暑さ対策・UV対策を一緒にしたい

目的がはっきりすると、透明タイプ・遮熱タイプ・防犯タイプなど、選ぶべき方向が見えやすくなります。

② ガラスの種類を確認する

フィルム選びでとても大切なのが、ガラスの種類です。

  • 透明フロートガラス
  • 網入りガラス
  • 型板ガラス
  • 複層ガラス
  • Low-Eガラス
  • 強化ガラス

特に、網入りガラス・複層ガラス・Low-Eガラスなどは、日射条件や方角によって熱割れリスクの確認が必要になることがあります。

「貼れそうだから貼る」ではなく、ガラスとの相性を確認してから選ぶことが大切です。

③ 避難経路に近い窓を優先する

防災目的で考えるなら、すべての窓を一度に施工しなくても大丈夫です。

まずは、避難時に通る場所や、家族が長時間過ごす場所から優先すると安心です。

  • 玄関・廊下近くの窓
  • 寝室の窓
  • 子ども部屋の窓
  • リビングの大きな掃き出し窓
  • ベランダへ出る窓
  • 店舗や施設の出入口付近の窓

地震で割れやすい窓について詳しく知りたい方はこちらも参考になります。
地震で割れやすい窓とは?飛散範囲・危険性・防ぐ方法を専門家がやさしく解説

④ 台風対策なら外側対策との組み合わせも考える

台風時は、強風で飛ばされた物が窓に当たることでガラスが割れることがあります。

飛散防止フィルムは、割れた後の破片飛散を抑える対策です。
飛来物そのものを窓に当てにくくするには、雨戸・シャッター・屋外物の片付けなども大切です。

台風の窓ガラス対策について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
台風で窓ガラスが割れる原因と対策|飛来物・強風・飛散防止フィルムの基礎知識

飛散防止フィルム・防犯フィルム・合わせガラスの違い

窓の安全対策には、飛散防止フィルム以外にも、防犯フィルムや合わせガラスなどがあります。

対策 主な目的 メリット 注意点
飛散防止フィルム 割れたガラス片の飛散を抑える 既存の窓に施工しやすく、見た目を変えにくい ガラスを絶対に割れなくするものではない
防犯フィルム 侵入に時間をかけさせる 防犯性と飛散抑制を同時に高めやすい 防犯目的なら性能・厚み・CP認定品などの確認が重要
合わせガラス 中間膜で破片を保持しやすくする 新築・リフォーム時に安全性を高めやすい 既存窓ではガラス交換が必要になる
雨戸・シャッター 飛来物が直接窓に当たるのを防ぎやすい 台風時の外側対策として強い 設置できない窓やマンションもある

どれか一つが絶対に正解というより、目的に合わせて組み合わせることが大切です。

施工前に知っておきたい注意点

① DIY施工は仕上がりと性能に差が出やすい

市販の飛散防止フィルムを自分で貼ることもできますが、気泡・ほこり・端部の浮き・貼り不足があると、見た目や耐久性に影響することがあります。

特に大きな窓や人がよく通る場所の窓は、専門業者による施工がおすすめです。

② ガラスの種類によっては施工可否の確認が必要

網入りガラス・複層ガラス・Low-Eガラスなどは、窓の向きや日射条件によって、熱割れリスクを確認する必要があります。

防災目的だからといって、すべての窓に同じフィルムを貼れるとは限りません。

③ 経年劣化したフィルムは貼り替えが必要になる

飛散防止フィルムも、永久に同じ性能が続くものではありません。

屋内・屋外・日当たり・湿気・清掃状況などによって劣化の進み方は変わります。
古くなったフィルムは、白濁・浮き・はがれ・ひび割れなどが出る場合があります。

④ 建物や施設によっては管理規約・消防上の確認が必要な場合がある

マンション、店舗、事務所、施設などでは、管理規約や建物のルールを確認した方がよい場合があります。

特に店舗・施設・テナントでは、窓の種類や建物用途によって確認が必要になることがあるため、事前に専門業者へ相談すると安心です。

建物別|飛散防止フィルムを優先したい場所

ご家庭・マンション

  • リビングの大きな掃き出し窓
  • 寝室の窓
  • 子ども部屋の窓
  • 玄関・廊下・階段まわりの窓
  • ベランダへ出る窓

夜間に地震が起きた場合、寝室や廊下付近の窓が割れると、暗い中で避難する必要があります。
まずは、家族がよく通る場所・寝る場所・避難経路に近い窓から確認するのがおすすめです。

幼稚園・保育園・学校・施設

  • 園児・児童がよく通る廊下の窓
  • 教室・遊戯室・ホールの大きな窓
  • 出入口付近のガラス面
  • 避難経路に面した窓

子どもたちが日常的に近くを通る窓は、災害時だけでなく、日頃の安全対策としても優先度が高い場所です。

店舗・事務所・美容室・整体院

  • 入口の大きなガラス
  • 道路に面した窓
  • 待合スペースの窓
  • レジ・受付まわりのガラス面
  • お客様が座る場所の近くの窓

店舗や事務所では、お客様やスタッフの安全だけでなく、災害後の片付けや営業再開にも影響します。
大きなガラス面がある場合は、早めの対策がおすすめです。

「うちの窓にも必要?」と思った方へ

飛散防止フィルムは、防災対策としてとても現実的な方法です。
ただし、すべての窓に同じ対策をする必要があるとは限りません。

まずは、次のような窓から確認してみてください。

  • 避難経路に近い窓
  • 寝室・子ども部屋の窓
  • リビングの大きな掃き出し窓
  • 店舗や施設の出入口付近のガラス
  • 台風時に飛来物が当たりそうな窓
  • 古いサッシ・はめ殺し窓・劣化が気になる窓

ヨリ窓では、必要以上の施工をおすすめするのではなく、本当に対策した方がよい窓から優先順位を一緒に考えることを大切にしています。

「相談だけ」でも大丈夫です。
ご自宅・店舗・施設の窓に合う安全対策をやさしくご案内します🌿

よくある質問|窓ガラスの飛散防止フィルム

Q. 飛散防止フィルムとは何ですか?

A. 窓ガラスに貼ることで、万が一ガラスが割れたときに破片の飛び散りを抑えるためのフィルムです。
地震・台風・衝突などによるガラス破損時のケガや避難時の危険を減らす目的で使われます。

Q. 飛散防止フィルムを貼るとガラスは割れなくなりますか?

A. いいえ。飛散防止フィルムは、ガラスを絶対に割れなくするものではありません。
目的は、割れたときに破片が飛び散るのを抑え、ケガや避難時のリスクを減らすことです。

Q. 地震対策として効果はありますか?

A. 地震で窓ガラスが割れた場合、破片の飛散を抑える対策として役立ちます。
特に寝室・子ども部屋・避難経路に近い窓・大きな掃き出し窓は優先して検討したい場所です。

Q. 台風対策にもなりますか?

A. 台風時に窓ガラスが割れた場合、破片の飛散を抑える目的で役立ちます。
ただし、大きな飛来物の衝突を完全に防ぐものではないため、屋外物の片付け・雨戸・シャッター・カーテンを閉めるなどの対策と併用することが大切です。

Q. 防犯フィルムとは違いますか?

A. 違います。
飛散防止フィルムは、破損時のガラス片飛散を抑える目的のフィルムです。
防犯フィルムは、空き巣などの侵入対策を目的とした厚みや性能を持つフィルムです。

Q. 透明なフィルムでも効果はありますか?

A. あります。
防災目的では、色の濃さよりも、建築窓ガラス用フィルムとしての飛散防止性能を確認することが大切です。透明タイプなら見た目を大きく変えにくいのも特徴です。

Q. 網入りガラスにも貼れますか?

A. 貼れる場合もありますが、網入りガラス・複層ガラス・Low-Eガラスなどは、熱割れリスクや施工可否の確認が必要です。
自己判断ではなく、施工業者に確認することをおすすめします。

Q. どの窓から対策すればいいですか?

A. まずは、避難経路に近い窓、寝室、子ども部屋、リビングの大きな窓、店舗や施設の大きなガラス面から優先するのがおすすめです。

Q. 相談したら必ず施工しないといけませんか?

A. いいえ、大丈夫です。
ヨリ窓では、無理なおすすめはしていません。まずは窓の状態を確認し、必要な対策を一緒に考えるところから始められます。

まとめ|飛散防止フィルムは「割れた後の危険」を減らす備えです

飛散防止フィルムは、ガラスを絶対に割れなくするものではありません。
しかし、万が一ガラスが割れたときに、破片の飛散を抑え、ケガや避難時の危険を減らすための大切な防災対策です。

  • 地震で窓ガラスが割れたときの備え
  • 台風時のガラス飛散対策
  • 子ども・高齢者・ペットの安全対策
  • 避難経路の足元対策
  • 店舗・施設のお客様やスタッフの安全対策

このような目的で、飛散防止フィルムは多くの場所で検討されています。

大切なのは、窓の種類・場所・目的に合ったフィルムを選ぶことです。
ヨリ窓は、地域に寄り添うフィルム屋さんとして、神奈川県・東京都・熱海市・御殿場市・沼津市周辺の窓の安全対策をやさしくサポートしています。

「どの窓から対策すればいいかわからない」
そんな段階でも、お気軽にご相談ください🌿

参考・根拠資料・引用元

この記事は、以下の公的機関・団体が公開している防災情報を参考に、ヨリ窓の施工経験と窓ガラスフィルムの専門知識をもとに再構成しています。

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