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【地震で割れやすい窓とは】飛散範囲・危険性・対策を徹底解説|飛散防止フィルムで守る|ヨリ窓

【地震で割れやすい窓とは?】飛散範囲・危険性・防ぐ方法を専門家がやさしく解説|窓ガラスフィルムでできる安全対策

地震が起きたとき、家具の転倒と同じくらい危険なのが「窓ガラスの破損」です。実は、揺れで割れやすい窓には共通点があり、さらに割れた瞬間にガラス片がどこまで飛ぶのかどんなケガにつながるのかを知っておくことは、避難の安全性を大きく左右します。

この記事では、地震で割れやすい窓の特徴から、破片の飛散範囲、起こり得る危険性、そして学校や公共施設でも採用されている飛散防止フィルムによる安全対策まで、専門知識をできる限りわかりやすくまとめて解説します。

ご家庭・マンション・賃貸住宅・店舗・幼稚園など、どの建物にも役立つ内容です。いざという時に備えたい方はぜひ最後までご覧ください。


 

地震で割れやすい窓ガラスとは?

地震でガラスが割れる原因は「揺れによる歪み(ストレス)」と「サッシ・枠の変形」です。以下のような窓は特に破損リスクが高く、地震でのガラス事故の多くがここに該当します。

① 大きな掃き出し窓・ワイドサイズの窓

  • ガラス面積が大きいほど、揺れのエネルギーを受けやすい
  • “たわみ”が大きくなり、応力が集中しやすい

 

② はめ殺し(FIX)窓

  • 開閉しないため逃げ代が少なく、衝撃がガラスに直に伝わる
  • 特に古い木造住宅では枠の歪みでより割れやすくなる

 

③ 網入りガラス(特に古い建物)

  • 火災時の延焼防止目的で、地震には弱い場合も
  • 内部ワイヤーの錆び・劣化で「応力集中」が起きやすい

 

④ パッキン・コーキングが劣化した窓

  • パッキンが固くなり、揺れの力を逃がせない
  • ガラスが“固定されすぎ”て破損につながりやすい

 

⑤ 戸車が傷んだ引き違い窓

  • 戸車の摩耗で“ガタつき”が発生すると応力が一点に集中
  • 枠がねじれた状態で揺れると割れやすい

 

もし地震で窓ガラスが割れたら…破片はどこまで飛ぶ?

実際にガラスが割れると、破片は「その場に落ちるだけ」ではありません。地震・衝撃・たわみ破壊の特性から、かなり広い範囲に散らばる可能性があります。

 

■ 飛散範囲の目安

  • 1〜3m: ほぼ確実に破片が散る
  • 3〜5m: 十分起こりうる
  • 5m以上: 大きな掃き出し窓・高所の窓・衝撃が強い場合にあり得る

破片は非常に鋭利で、カミソリのような形をしており、靴底を貫通するケースも報告されています。

 

■ 飛び散る速度は?

破片の飛散速度は概ね以下の範囲とされています。

  • 秒速5〜15m(時速18〜54km)

人が反応して避けられる速度ではなく、割れた瞬間に身を守る行動ができるかどうかが重要です。


 

ガラスが飛び散った場合に起こりやすい危険

① 足のケガ・深い切創

避難時、裸足・スリッパでは非常に危険です。かかとやふくらはぎの切り傷が多く報告されています。

 

② 子ども・ペットの負傷

小さな子どもほど転倒しやすく、破片を踏んでしまう危険が高いです。ペットも同様で、肉球のケガは治りにくく大きなストレスになります。

 

③ 家具・家電の破損

テレビ・水槽・家電のコードなどがガラス片で破損したり、感電リスクにつながることもあります。

 

④ 避難経路が塞がれる

玄関・廊下・ベランダ付近の窓が割れると、ガラス片が広がって避難が遅れる可能性があります。避難経路上の窓は特に事前対策が重要です。

 

⑤ 外から風雨が侵入し家屋の損傷が悪化

割れた窓から風・雨が入ることで、室内の安全性が低下します。余震が続く中での室温低下や雨水の侵入は、避難生活にも影響します。


 

窓ガラスの飛散を防ぐ方法|最も現実的で効果が高いのは?

① 飛散防止フィルム(最も効果的・学校でも義務化)

学校・公共施設・病院の多くで採用されている「JIS A 5759 飛散防止性能試験」をクリアしたフィルムがおすすめです。

  • ガラスが割れても破片をフィルムが保持
  • 四方へ飛び散らないため二次被害を大幅に軽減
  • 透明で見た目が変わらないため、景観を損ねにくい
  • 幼稚園・学校で義務化されているほど信頼性が高い

また、飛散防止機能にプラスして、UVカット機能つき・遮熱タイプ・防犯タイプ(CPマーク対応)など、用途に応じた窓ガラスフィルムを選ぶこともできます。

 

② 強化ガラス・複層ガラスへの交換

強化ガラスは通常の約4〜5倍の強度があり、割れても粒状に砕けるため危険性が低いですが、「交換コストが高い」「既存サッシとの相性」などの確認が必要です。また、複層ガラス(ペアガラス)は断熱にも優れています。安全対策としては、飛散防止フィルムの併用が必要です。

 

③ 網入りガラスの使用(火災には有効だが地震対策には不向き)

網入りガラスは火災時の延焼防止が目的で、地震時にはワイヤー部分に応力が集中して割れやすくなるケースもあります。地震対策としては「網入り+飛散防止フィルム」の組み合わせが望ましいです。

 

④ パッキン・コーキング・戸車のメンテナンス

サッシの歪みやパッキン劣化は破損の原因になります。定期的なメンテナンスで、ガラスにかかる無理な力を減らすことができ、結果的に「割れにくい窓」につながります。


 

まとめ|地震の“本当の危険”はガラスの飛散。今できる備えを

地震の被害では家具の転倒が大きく注目されますが、実はガラス破片による負傷が最も多い二次災害のひとつです。特に、避難経路になる窓(リビング・廊下・玄関・ベランダ周り)は事前対策が非常に重要です。

その中でも、「飛散防止フィルム」はコスト・効果・施工のしやすさのバランスがもっとも良く、一般住宅でもすぐに取り入れられる現実的な対策です。

ご家庭・幼稚園・マンション・店舗など、どの建物でも「命を守る窓づくり」が可能になります。
「地震のときにガラスが割れたらどうしよう…」と不安な方は、ぜひ一度、窓ガラスフィルム専門店や施工業者にご相談ください。ヨリ窓でも、お住まいの状況に合わせた飛散防止フィルム・防災対策のご提案が可能です。

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