冷房が効かない原因は窓?遮蔽係数を理解して遮熱フィルムで室温改善
遮蔽係数ってなに?やさしく解説|暑さ対策・窓ガラスフィルムが選ばれる理由
こんにちは!窓ガラスフィルム施工のヨリ窓です🌿
「夏になると窓際だけ異常に暑い…」「冷房が効かない…」そんな経験はありませんか?
実はその原因の多くは日射熱(太陽から届く熱エネルギー)にあります。
そして、この日射熱がどれくらい室内に入ってくるかをわかりやすく数字で表したものが、今回の主役遮蔽係数(しゃへいけいすう)です。
この記事では、難しい数式を避けながら、遮蔽係数をやさしく解説し、さらに住宅・店舗・オフィス・幼稚園で実際に役立つ暑さ対策まで丁寧にまとめます☺️
遮蔽係数とは?一言でいうと「暑さの通しやすさ」
遮蔽係数=窓ガラスがどれくらい太陽熱を室内に通すかを表す指標です。
基準となる3mm透明ガラス=遮蔽係数1.0と比べ、数字が小さいほど暑さを通しにくい=遮熱性能が高いと考えます。
例を挙げると👇
- 遮蔽係数 1.0:ほぼ普通の透明ガラス(熱を多く通す)
- 遮蔽係数 0.6:熱を40%ほどカット
- 遮蔽係数 0.35:高い遮熱性能(かなり体感が変わる)
つまり、遮蔽係数が小さいほど「冷房が効く」「室温上昇を抑えられる」ということです。
ポイント①:遮蔽係数は「見た目の濃さ」とは別の性能
よくある誤解が、「窓が暗い=遮熱が強い」という考え方。
実は、見た目の暗さ(可視光透過率)と熱の通しにくさ(遮蔽係数)は完全に別の性能です。
濃いスモークでも熱を通すガラスもあれば、ほぼ透明なのに暑さを大きく減らす製品もあります。
▶️ 暑さ対策=遮蔽係数
▶️ 明るさ・視界=可視光透過率
この違いを理解するだけで、失敗しない窓選びができます✨
ポイント②:遮蔽係数は「日射熱」の総量を見ている
太陽光は主に3つの成分に分かれます👇
- 可視光線…明るさ、見た目
- 紫外線…肌・家具・床の劣化、色焼け
- 近赤外線…室温上昇、体感温度
遮蔽係数はこの熱(近赤外線を含む)をどれだけ通すかを表します。
だから、透明でも遮蔽係数が低い製品=涼しい室内になるのです。
ポイント③:どの数値が快適?遮蔽係数の目安
| 遮蔽係数 | 特徴 |
|---|---|
| 0.70~1.00 | ほぼ普通ガラス。強い日差しが入る |
| 0.55~0.70 | 日射取得型。冬に太陽光を活かしたい場合 |
| 0.35~0.55 | 日射遮蔽型。夏の暑さ対策に最適 |
| 0.35以下 | 高遮蔽。大型窓・西日・南面などにおすすめ |
特に南面・西面・大きな掃き出し窓は、遮蔽係数の低い製品を選ぶだけで体感温度が大きく変わります。
遮蔽係数を下げる方法|窓ガラスフィルムは最強の後付け手段
遮蔽係数を下げるには、複層ガラスやLow-Eガラスへの交換方法もありますが、最も手軽で費用対効果が高いのが窓ガラスフィルムです。
🔹 遮熱フィルムのメリット
- 近赤外線を効率よくカット
- 室内は明るいまま涼しく
- 貼るだけで遮蔽係数を大幅に低減
- 建物の見た目をほぼ変えない
- 紫外線99%カットで家具・肌も守る
- ガラスの飛散防止で安全性アップ
たとえば、通常ガラス(遮蔽係数1.0相当)でも、
遮熱フィルム施工後は0.40前後まで下がることがあります。
数字は難しく感じても、体感は「冷房が効くようになった」という声が本当に多いです。
年々増えている「プラスアルファの暑さ対策」
近年の猛暑や気温上昇により、住宅だけでなく
美容サロン・幼稚園・病院・飲食店・オフィスでも遮熱対策の相談が年々増えています。
最初はUVカットや目隠し目的でフィルムを導入し、
「想像以上に室温が上がる」「冷房が負ける」
と感じたタイミングで遮熱フィルムを追加するケースが増加中です。
窓ガラスフィルムは1つの悩みだけでなく、
安全・節電・快適性・プライバシー・紫外線対策まで幅広く効果を発揮できるのが魅力です✨
遮蔽係数を知ると「後悔しない窓対策」ができる
- ▶️ 視界・明るさ=可視光透過率
- ▶️ 肌・家具の劣化=UVカット率
- ▶️ 室温・暑さ対策=遮蔽係数
この3つのバランスを見るだけで、目的に合った窓環境を作れます。
特に暑さでお困りの場合は、遮蔽係数が低い窓ガラスフィルムが非常におすすめです。
窓の方角・敷地環境・用途に合わせて、最適な組み合わせをご提案できます🙇♂️🌿
まとめ|遮蔽係数は難しく見えてシンプル
遮蔽係数は「暑さがどれだけ入ってくるか」を表す数字。
小さいほど涼しく、冷房が効きやすい空間になります。
交換工事なし・貼るだけの窓ガラスフィルムは、
遮蔽係数を改善する最も手軽な暑さ対策です。
ご相談はお気軽に!
神奈川・東京・埼玉・静岡・山梨エリア、住宅〜店舗・オフィスまで対応いたします。