【地震対策】窓ガラスの飛散防止フィルムとは?家庭の防災に必要な理由を専門店が解説
こんにちは!窓ガラスフィルム施工専門店のヨリ窓です🌿
地震対策というと、家具の固定・非常食・防災リュックを思い浮かべる方が多いと思います。
でも実は、家の中で見落とされやすい危険のひとつが「窓ガラスの飛散」です。
大きな揺れで窓ガラスが割れると鋭い破片が床や廊下に散らばり足のけが・避難の遅れ・小さなお子さまやペットのケガにつながることがあります。
この記事では、地震対策として窓ガラスフィルムがなぜ有効なのか、どんなフィルムを選べばよいのか家庭・マンション・店舗・オフィスで優先して対策すべき窓まで専門店の視点でわかりやすく解説します。
先に結論です。
地震対策で大切なのは、窓ガラスを「絶対に割れなくすること」ではなく割れたときに破片を飛び散りにくくすることです。
そのために役立つのが建築窓ガラス用の飛散防止フィルムです。
地震で危ないのは「建物」だけではなく、家の中のガラスです
地震の被害というと、建物の倒壊をイメージしがちですが実際には室内の家具・家電・ガラスの破片によってケガをするケースも少なくありません。
内閣府の防災情報では、阪神・淡路大震災時に建物の中でけがをした人の原因として家具の転倒・落下が46%・ガラスの飛散が29%だったという調査結果が紹介されています。
つまり、家具の固定と同じようにガラスの飛散防止対策も家庭の防災では重要です。
また、消防庁の防災危機管理eカレッジでも窓・本箱・食器棚などのガラスには飛散防止用フィルムなどを貼ることが地震対策として案内されています。
「建物が倒れなければ安心」ではなく、室内で安全に動ける状態を残すことが、地震対策ではとても大切です。
窓ガラスが割れると、何が危険なの?
地震で窓ガラスが割れたときの危険は、単に「ガラスが壊れる」ことだけではありません。
- 鋭い破片で足や手を切る
- 廊下・玄関・掃き出し窓の前に破片が散乱する
- 夜間や停電時に破片が見えにくい
- 子どもやペットが踏んでしまう
- 避難時に靴を探す前にケガをする可能性がある
- 割れた窓から風雨や外気が入り、二次被害につながる
特にリビングの大きな掃き出し窓・寝室の窓・玄関まわりのガラス・階段・廊下付近の窓は・割れた場合に生活動線や避難経路に影響しやすい場所です。
だからこそ地震対策では「どの窓を守るか」を考えることが重要です。
飛散防止フィルムとは?地震対策で役立つ理由
飛散防止フィルムは、窓ガラスの室内側に貼ることで、万が一ガラスが割れたときに破片をフィルムに保持し、飛び散りを抑えるための窓ガラスフィルムです。
ガラスそのものを絶対に割れなくするものではありません。
しかし、割れたあとの破片の飛散を抑えることで、ケガのリスク軽減・避難経路の確保・片付け時の危険軽減につながります。
飛散防止フィルムで期待できること
- ✅ ガラスが割れたときの破片の飛び散りを抑える
- ✅ 床一面に破片が散乱するリスクを軽減する
- ✅ 避難時に通る廊下・玄関・窓まわりの安全性を高める
- ✅ 小さなお子さま・高齢の方・ペットがいる家庭の安心につながる
- ✅ 台風や強風時の飛来物によるガラス破損時にも備えやすい
- ✅ 透明タイプなら見た目を大きく変えずに防災対策ができる
地震対策としての窓ガラスフィルムは、普段は目立ちません。
でも、いざという時に家族の安全を支える“貼っておく防災対策”です。
比較でわかる|フィルムあり・なしの違い
地震で窓ガラスが割れた場合、飛散防止フィルムの有無で、室内の安全性は大きく変わります。
| 状態 | 割れた後の違い | 避難時のリスク |
|---|---|---|
| フィルムなし | ガラス片が床・通路・家具周辺に散乱しやすい | 足のケガ、避難遅れ、片付け時の危険が増える |
| 飛散防止フィルムあり | 破片がフィルムに保持されやすく、飛散を抑える | 避難経路を確保しやすく、ケガのリスク軽減につながる |
防災で大切なのは、「割れない窓」よりも「割れても危険を広げにくい窓」にしておくことです。

地震対策で選ぶなら「JIS A 5759対応」の確認が大切です
飛散防止フィルムを選ぶときは、ただ「透明なフィルムを貼ればよい」というわけではありません。
建築窓ガラス用フィルムには、JIS A 5759という規格があります。
日本ウインドウ・フィルム工業会では、建築窓ガラス用フィルムの施工時にJIS A 5759適合品ラベルの貼付をおすすめしており、ラベルには「ガラス飛散防止」「日射調整・ガラス飛散防止」「日射調整」「貫通防止」などの種類が記載されます。
地震対策として選ぶ場合は、飛散防止性能が確認された建築窓ガラス用フィルムを選ぶことが重要です。
選ぶときのチェックポイント
- JIS A 5759に対応した製品か
- 飛散防止性能があるタイプか
- 窓ガラスの種類に適合しているか
- 施工後の見た目・明るさに問題がないか
- 熱割れリスクの確認をしているか
- プロ施工で密着性・仕上がり・耐久性を確保できるか
特に、網入りガラス・複層ガラス・Low-Eガラス・日当たりの強い窓は、フィルム選定を間違えると熱割れリスクが高まる場合があります。
自己判断ではなく、窓ガラスの種類と方角を確認したうえで選ぶことをおすすめします。
防災フィルム・飛散防止フィルム・防犯フィルムの違い
お問い合わせでも多いのが、「防災フィルムと防犯フィルムは同じですか?」というご質問です。
結論からいうと、目的が違います。
| 種類 | 主な目的 | おすすめのケース |
|---|---|---|
| 飛散防止フィルム | 割れたガラス片の飛散を抑える | 地震・台風・子どもやペットの安全対策 |
| 防災フィルム | 災害時のガラス飛散対策として使われる呼び方 | 家庭・店舗・学校・オフィスの災害対策 |
| 防犯フィルム | ガラス破りによる侵入に時間をかけさせる | 空き巣・強盗・侵入対策を重視したい窓 |
地震対策だけなら飛散防止フィルムが選択肢になります。
一方で、災害対策と防犯対策を一緒に考えたい窓には、防犯性能を持つ厚手のフィルムが向いている場合もあります。
「防災だけでいいのか、防犯も必要なのか」は、窓の場所・家族構成・周辺環境によって変わります。
ヨリ窓からのひとこと
すべての窓に高性能フィルムを貼る必要はありません。
まずは、寝室・リビングの大きな窓・玄関まわり・避難経路に近い窓から優先的に考えるのがおすすめです。
どの窓から地震対策すればいい?優先順位の考え方
家じゅうすべての窓を一度に施工できれば安心ですが、費用面を考えると、優先順位をつけることも大切です。
優先度が高い窓
- 寝室の窓:就寝中の地震で破片に気づきにくいため
- リビングの掃き出し窓:大きなガラスほど割れたときの破片量が多いため
- 玄関・廊下・階段まわりの窓:避難経路に影響しやすいため
- 子ども部屋の窓:小さなお子さまの安全確保につながるため
- 食器棚・室内ガラス・店舗入口ガラス:人が近くを通る場所はケガのリスクがあるため
- マンション高層階の大きな窓:揺れが長く続く場合や家具移動にも注意が必要なため
特に神奈川・東京・静岡エリアでは、戸建てだけでなくマンション・店舗・オフィスからのご相談も多くあります。
「どこから貼ればいいかわからない」という場合は、ヨリ窓が窓の位置・方角・ガラス種類・生活動線を確認しながら必要な場所を一緒に整理します。
地震だけでなく、台風・強風対策にも役立ちます
飛散防止フィルムは、地震だけではなく台風や強風時の窓ガラス対策としても役立ちます。
気象庁は、台風や大雨への備えとして、室内からの安全対策に飛散防止フィルムなどを窓ガラスに貼ること、万一の飛来物の飛び込みに備えてカーテンやブラインドをおろすことを案内しています。
つまり、飛散防止フィルムは、地震・台風・突風・飛来物によるガラス破損時の二次被害を抑えるための備えとして考えることができます。
ただし、飛散防止フィルムは雨戸やシャッターのように、外から飛んでくる物の衝突そのものを完全に防ぐものではありません。
理想は、外側で飛来物を防ぐ対策と、内側で破片の飛散を抑える対策を組み合わせることです。
プロ施工をおすすめする理由
市販の飛散防止フィルムもありますが、地震対策として長く安心して使うなら、プロ施工がおすすめです。
プロ施工のメリット
- ガラス種類に合わせたフィルム選定ができる
- 熱割れリスクを事前に確認できる
- 気泡・浮き・剥がれを抑えた施工ができる
- 端部まできれいに仕上げやすい
- 施工後の見た目と耐久性を確保しやすい
- 防災・防犯・遮熱・UVカットをまとめて相談できる
特に、地震対策で大切なのはフィルムの性能だけでなく正しく密着していることです。
せっかく防災目的で施工するなら、窓に合ったフィルムを選び丁寧に施工することが重要です。
ヨリ窓の地震対策フィルム施工について
ヨリ窓では神奈川県を中心に、東京・静岡エリアで窓ガラスフィルム施工を行っています。
防災目的の飛散防止フィルムはもちろん、必要に応じて、防犯フィルム・遮熱フィルム・UVカットフィルム・目隠しフィルムも含めて、窓ごとに最適な方法をご提案します。
- 戸建て住宅の地震対策
- マンションの大きな窓の防災対策
- 保育園・幼稚園・学校のガラス安全対策
- 店舗入口・オフィス・クリニックの飛散防止対策
- 防災と防犯を兼ねた窓ガラス対策
無理に高いフィルムをおすすめするのではなく本当に必要な窓からできる範囲で備えることを大切にしています。
よくある質問|地震対策と窓ガラスフィルム
Q. 飛散防止フィルムを貼れば、ガラスは割れなくなりますか?
A. いいえ。飛散防止フィルムは、ガラスを絶対に割れなくするものではありません。
目的は、割れたときにガラス片の飛び散りを抑えることです。地震対策では、この「飛び散らない」備えがとても重要です。
Q. 透明なフィルムでも防災効果はありますか?
A. はい。防災目的では、色の濃さよりも飛散防止性能があるかが大切です。透明タイプなら、室内の明るさや外観を大きく変えずに対策できます。
Q. 防犯フィルムと飛散防止フィルムは違いますか?
A. 違います。飛散防止フィルムは災害時のガラス片対策、防犯フィルムは侵入対策を目的とした厚手のフィルムです。防犯フィルムにも飛散防止効果が期待できる製品がありますが、目的に合わせた選定が必要です。
Q. 網入りガラスや複層ガラスにも貼れますか?
A. 貼れる場合もありますが、ガラス種類・方角・日射条件によっては熱割れリスクの確認が必要です。自己判断で貼るより、施工業者に確認することをおすすめします。
Q. 家のどの窓から施工すればいいですか?
A. まずは、寝室・リビングの大きな窓・玄関や廊下に近い窓・子ども部屋など、割れたときにケガや避難に影響しやすい窓から優先するのがおすすめです。
Q. 地震対策と台風対策を一緒にできますか?
A. はい。飛散防止フィルムは、地震だけでなく台風や強風でガラスが破損した場合の飛散対策にも役立ちます。ただし、飛来物そのものを防ぐには雨戸・シャッターなど外側の対策との併用が理想です。
まとめ|地震対策は「窓の備え」まで考えると安心です
地震対策で大切なのは、非常食や家具固定だけではありません。
大きな揺れで窓ガラスが割れたとき、破片が飛び散らないように備えておくことも、家族を守る大切な防災対策です。
飛散防止フィルムは、普段の暮らしでは目立たない存在です。
しかし、いざという時には、ガラス片の飛散を抑え、避難経路を守り、ケガのリスクを減らすための心強い備えになります。
「うちの窓にも必要かな?」
「地震対策と防犯対策を一緒に考えたい」
「寝室やリビングだけでも先に対策したい」
そんな方は、ヨリ窓へお気軽にご相談ください。
窓の種類や暮らし方に合わせて、無理のない防災対策をご提案します。
参考・根拠資料
- 内閣府 防災情報|やってみよう!防災対策
- 内閣府 防災情報|家具転倒防止対策とガラス飛散による負傷原因
- 総務省消防庁 防災危機管理eカレッジ|ガラスの飛散防止対策
- 東京消防庁|家具類の転倒・落下・移動防止対策
- 気象庁|自分で行う災害への備え
- 👉日本ウインドウ・フィルム工業会|JIS A 5759適合品ラベル